私は、「狂おしいほど」に絶望していた

伝えたい想いを詩に

 

るりかの詩は、ほぼ、「実体験」をもとに書いています。 (*^^*) 

 

 

 

 

嫌でも 時おり 頭の中で再生される

 

あの時 あの場所の記憶

 

安っぽいドラマのような あのシーン

 

こんなに卑しいシーンは 自分の人生とは無縁だと思っていたのに

 

私は、目の前のオンナが演じている「したたかな弱さ」を・・はっきりと軽蔑していた

 

 

だけど オンナのそばには どこまでも優しく 寄り添う男性がいて

 

本当は この男性こそ あのオンナを「この世の果て」まで罵倒したいはず

 

なのに・・どうして?

 

 

 

まるで 奇跡のような慈しみ・・・ こんなことが可能なんだろうか・・

 

見るほどに 嘘っぽさが消え 優しく感じる その1つの愛のカタチ

 

誰から見ても それは 分かりやすいカタチをしていて うらやましかった

 

 

理不尽な うらやましさが 長年 心の底にじっくりとあった 「魂の願い」をチクチクと刺激していく

 

今日は、このオンナを どこまでも罵る決意だったのに・・予期しないコトバが 嗚咽とともに 私の口からあふれ出てくる

 

 

 

「私だって・・ホントは そんな風に 優しくされたいのに

 

だけど・・一度も・・・・」

 

 

 

当時 私の想い 真っさらな願いには 多くの人が共感してくれた

 

だけど その想いを一番届けたかった人 全身全霊で恋い焦がれた人にだけ は 

 

なぜか 伝わらなかった

 

これまで いったい 何をがんばってきたんだろう?

 

 

入念に紡いできたはずの 世界でたった1つの 手編みのマフラー

 

まるで そのマフラーが ほろほろと たやすく ほどけてしまうかのように

 

私は 大切に育ててきたはずの愛や 価値観を 一気に失ってしまった

 

人は こんなにもあっけなく 多くのものを失えるのだ と知った

 

 

空虚にみちた こころを曳きずって 私は ひとり 山旅に出た

 

見上げると、無垢な宝石たちが 散りばめられたような きらきら 冬の星空

 

ああ、なんて この世は 美しいのだろう・・

 

ふと ほのかに 幸福に包まれた笑い声がきこえてくる

 

思わず 自分をギュっと抱きしめてみたけれど

 

それでも 私は 狂おしいほどに 絶望していた

 

 

星 るりか 作

 

 

 

 

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