突然、父が倒れるーたとえ死ぬとしても、俺はタバコを吸いたいー

悲しいニュースは、いつも突然に

 

 

悲しいニュースは、いつも、突然にやってくる。

 

ある晩、父が、「急性肺炎」で集中治療室へ運ばれた。

 

トイレで様子がおかしくなって、母が救急車を呼んだのだ。あと30分遅かったら、命がなかったとのこと。

 

なんとなく、娘のるりかに無関心で、そっけなく見える父。男尊女卑で亭主関白だったから、昔は、ひどく叩かれたりもした。

 

でも、本当は男らしくて頭がよくて・・母をたくましく守り続けた父。私は、そんな男気のある父が大好きだった。

 

人は失くしそうになってはじめて・・

 

 

人は、失くしそうになって初めて、その大切さに気づく。

 

「大切な人やもの」を失いそうになった時にはじめて・・自分自身に問いかける。

 

「私は、本当の意味で、それを大切にできていただろうか?」・・と。

 

ほんとうは、この手の中に「その幸せ」がある時にこそ、その「ささやかな幸せ」を100%かみしめて大切にすべきなのに。

 

実家のある愛知県へ

 

 

「父が倒れた」という知らせを聞いたるりかは、急いで、実家のある愛知県へ帰省。

 

集中治療室で眠っている父は、今にも天国へ行ってしまいそうで。昔は、あんなに大きく見えた父が、今は、全体的に縮んで、とっても弱い存在に見えた。

 

 

そんな経験は、るりかにとって初めてだったので、すごく動揺してしまい・・涙がとまらなくて。

 

父を失ってしまうのかも・・と思うと、その「失うかもしれない人との大切な時間」を取り戻したくて仕方がなくなった。

 

この話にはオチが・・・

 

 

現代医療のおかげで、父は、病院でメキメキと回復しています。近いうちに、退院できそう。

 

家族としては、1つ困ったことがあって・・ヘビースモーカーだった父は、タバコが原因で肺がボロボロ。もちろん、医者からは「タバコ禁止令」が。

 

それにもかかわらず、元気になるほどに、毎日「タバコくれ」とうるさい・・(+o+) もちろん、病院なのでタバコを吸えるはずもなく、しまいには、「ふざけんなー」「何様だー」とか暴言を吐くし・・(泣)

 

 

ホント、いつもは「ありがとな」「娘はかわいいな」と言ってくれる優しい父が、タバコになると人格が変わってしまって。

 

毎日のように、父が、「俺は、死んでもかまわない。タバコを吸いたい」と繰り返し*きっぱりと言うので。家族会議を開いた結果、命の危険はあるけど、本人がそれを望むのであれば・・との結論になりました。

 

あーあ、なんだかなぁ。。(ーー;).。oO

 

 

2019年 10月16日 記

 

 

 

It is not how much we do, but how much love we put in the doing.

 

It is not how much we give, but how much love we put in the giving.

 

大切なのは、どれだけ多くをほどこしたかではなく、それをするのに、どれだけ多くの愛をこめたかです。

 

大切なのは、どれだけ多くを与えたかではなく、それを与えることに、どれだけ愛をこめたかです。

 

 

ー マザー・テレサ ー

 

(神の愛の宣教者会の創立者)

 

 

 

 

 

 

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